お客様の話

家族の存在を感じるくらし。

職場で出会って結婚したお二人。新婚生活は借家からスタートしました。
ご主人は当時、木材に関わる仕事をしていて、日常的に色々な木の家を見て回っていました。その中で、一番気になったのが野沢工務店の家だったようです。
息子のひろくんが生まれたのは2011年のこと。この頃から家を建てることを本格的に考えるようになりました。土地探しに時間がかかったこともあり、何年も見学会に足を運び、色々な物件を見学しました。
公園や図書館が大好きで、ひろくんとよく遊びに行くことから、最終的には大きな公園に歩いて行ける土地と出会い、そこに決めました。
2019年2月、念願の家が完成。3人家族での新生活が始まりました。
夏の暑さも少し和らいだ9月、お宅に伺うと、吹き抜けの大きな窓からは、やわらかな光がリビングに落ち、静かで落ち着いた時間が流れていました。

家づくりで一番大切にしたこと。それは、家族の存在を感じられることでした。ゆるやかに家族が繋がる家。
1階の吹き抜けから「おーい」と呼べば、2階からひょいと顔を出して「はーい!」と答えてられる、話ができるような、そんな家。
ひろくんが子ども部屋にこもりすぎないように、動線はリビングを中心に。2階も区切りすぎないようにしました。
ピアノをどこに置くかもポイントでした。奥さんはピアノを弾くことが趣味で、就職して数年後、清水の舞台から飛び降りる気持ちでドイツから『スタイウェイ』を購入。船で運ばれてきた茶色の美しいピアノ。ひろくんもこのピアノを弾くために、教室に通うようになりました。
ピアノをアイランドキッチンの目の前に置くことで、台所に立ちながらひろくんのピアノを聞くことができ、とても幸せな時間がすごせているようです。
収納にもこだわりました。できれば1階で暮らしを完結させたい、というのが奥さんのご要望。着替えに洗濯、収納まで、全てを1階に。リビングの横に置かれた大きな棚には食料品から衣類まできれいに収納。引き出しにはストック品や災害用の備蓄品を入れる予定です。また、シンク下の収納は、テーブルについたままカトラリーなどを出すことができる動線に、大満足のご様子でした。
朝、2階の天窓からは朝日が差し込み、夜、寝るときには月が。無垢のヒノキの床を、ひろくんは本を読みながら足でグルグル移動。奥さんも床で寝る心地よさを実感しています。部屋を包むしらす壁は空気を調湿し、パッシブエアコンで直接風が当たることなく快適な温度で過ごすことができます。
「この家が本当に好きで、仕事が終わった時には、あー家に帰れる!って思うんです。」と奥さん。
1階が心地よすぎて、2階の寝室横にある書斎をほとんど使わないというご主人。書斎はひろくんの遊び場となっています。
一五夜の翌日、月がとてもきれいだったので、1階のウッドデッキに布団を敷いてごろんと寝転び、月を眺めていたそうです。そんな温かな日常がこの家の中で、ひろくんの成長と共に紡がれていくんですね。
光といろはもみじの家
静岡市・葵区
2019
〒420-0881 静岡県静岡市葵区北安東5-41-2
TEL: 054-247-9006 FAX: 054-247-5954 MAIL: info@nozawa-k.com
© 野沢工務店 All Rights Reserved.