お客様の話

好きなものをたくさん散りばめた家。

野沢工務店では、家づくりをする際に、どんな家を建てたいかを記す「夢ノート」をつくることをおすすめしている。こんな家にしようという家族会議の内容を書いたり、写真を貼ったりして作成してもらうものだが、Nさんの夢ノートは相当なものだった。奥さまが手描きで起こした図面まである。「家庭菜園をたりたい」「目が届くところに家族の顔がある」「ローンを組んでも家族旅行は楽しめる余裕は欲しい」「窓からの景色を大切にしたい」。メモがたくさん記してある。知り合いの新居に遊びに行った際に聞いたことなども書き記してある。そして、今、見返してみると、その多くが実現しているようだ。 子どもをのびのびした環境で育てたい。Nさんは静岡市の中心街に近いところに住んでいたが、家を建てるにあたって、場所選びには随分悩んだという。庭があって、できれば平屋がいい。そうして選んだのが郊外の土地だった。
玄関横のシューズクローゼットも圧巻。ご主人が趣味で集めているスニーカーがずらりと並ぶ。
整理整頓がとても上手な奥さま。ゴミ箱やカゴなど、予め使うものを決めており、ジャストサイズに作っている。テプラでラベルを貼り、どこに何があるかわかりやすくなっている。
「リビングからそのまま出られるデッキスペースには、段差が設けられている。ここは腰掛けるのにちょうどよい高さ。ここにテーブルを出して、過ごす時間がまたよい。お店でお昼ご飯をテイクアウトして、ここで食べるだけでもちょっと特別な雰囲気になる。「時には子どもと絵の具を使った工作をすることも。陽当たりが良いので、冬はこのデッキが床暖房みたいにポカポカで気持ちいいんですよ」。風通しも良いので、夏はタープを設置できるよう、金具も取り付けている。
夫婦ともにコーヒーを淹れる時間も大事にしているそうだ。豆をミルで挽き、ハンドドリップで淹れる。第二子出産時にご主人は育休を取得。家族で過ごす時間が多かったことからそんな楽しみも増えたそうだ。 食器を集めるのが好きという奥さま。インターネットで見つけた、キッチンの飾り棚のイメージを再現。窓の外には植栽を設け、雰囲気がまたいい。ちなみに、この外の植栽はお風呂の窓から見えるようになっており、「窓からの景色を大切にしたい」という奥さまの夢ノートの内容をダブルで実現した形になっている。
家づくりのポイントとして、最初に決めたのはソファだったという。ソファのサイズ、高さをもとに、そこから和室の位置、そのほかの配置を決めた。和室の奥にはヌック・スペース(こぢんまりとした居心地の良い空間のこと)がある。「週末は温泉に行くのが好き。最近は温泉入った後にのんびりしながら漫画が読めるような施設があるでしょう。あんなふうにしたいなと思って作った場所なんです」。ここは誰の部屋でもなく、本棚を置いて、漫画読んだりのんびりできるスペースにしているという。
導線もとてもよく考えられている。奥さまが考えた導線をベースに、野沢工務店からの提案をプラス。買い物してきたものを、玄関からそのまま冷蔵庫の前に行けるようになっているし、ストック品を置きやすいよう物置きのようなスペースも玄関すぐ横に設置されている。 また、脱衣室で服を脱いだ後、洗濯して、そのまま干したりアイロンがかけられるように家事室と洗濯干し場への導線もスムーズ。そしてそのまま服を仕舞えるようにクローゼットも近くにあるのだ。
好きなものをたくさん散りばめた家
焼津市
2022
〒420-0881 静岡県静岡市葵区北安東5-41-2
TEL: 054-247-9006 FAX: 054-247-5954 MAIL: info@nozawa-k.com
© 野沢工務店 All Rights Reserved.